- 2010-03-27 (土) 11:27
- ミュージシャン
東京厚生年金が3月末で閉館するのに際し、同会館で最も多い173回コンサートを開いたさだまさしが3月28日に、歴代3位となる73回コンサートを行った松山千春が3月29日に会館最後となるファイナルコンサートを開きます。 → ranking
昭和36年にオープンした東京厚生年金会館は全国にある厚生年金会館のひとつですがレストランやホテルを併設した音楽ホールとしては日本初でした。
東京厚生年金会館の大ホールは音響の良さなどで知られ、音楽関係者から存続を訴える声が多数寄せられましたが、2010年3月末で閉館し本館はヨドバシカメラに売却されることが決まっています。
会館のラストを飾るコンサートに二人を指名したのは会館側からで
「最後は会館に1番強い思いがある人に歌ってほしい」(サンスポより)
と会館側からのラブコールに答えたのが、さだまさしと松山千春でした。
さだまさしはコンサート回数が日本で一番多い歌手としてギネス登録されているだけあって、東京厚生年金会館での公演回数は最も多い173回を誇ります。
ちなみに2位は高橋真梨子の117回、そして3位が松山千春の73回です。
会館には多くの感動と思い出を刻んださだまさしは
「もう二度と『ホーム』と呼べるホールは出てこない」(スポーツ報知より)
と閉館を惜しむと同時に、閉館を決めたことに
「ホールは文化財。その認識が日本人にない。どれだけの人が何に感動したか計算に入れていない。閉館には『バカモノ、何を考えているんだ』と言いたい」と行政当局への批判も公言しています。
また、さだまさしの翌日3月29日に会館最後のコンサートを開く松山千春はデビュー2年目となる79年4月に始めて同会館で公演し、以来東京でのホームグランドとして同会館でコンサートを重ね、人一倍思い入れが強いアーティストです。
松山千春は「オレにとってはライブの原点ともいうべき会場」
「オレを育ててくれた東京厚生年金会館のためにも思いっきり歌いたい」(サンスポより)
と、会館が指名したファイナルコンサートに完全燃焼を約束しました。
最近全国のホールが閉館したり、解体される話が頻発しています。
東京厚生年金会館ホールだけでなく、大阪フェスティバルホールも建て替えられることになりましたが、同ホールを大阪公演でのホームグランドとしていた山下達郎などが立て替えに強く反対していました。
大阪フェスティバルホールは2008年12月末に閉館し、現在立て替え中です。
実は大阪フェスティバルホールの最終公演もクラシック演奏を除くと山下達郎とさだまさしが行っています。
音にこだわるアーティストの思いが、新しい音楽ホールにも活かされるといいですね♪
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